落椿
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NHKの深夜なんかで、こういったものばかり流れてたりしますねえ…
中学生の頃だったか、祖父からこの曲が収録されているLP盤を貰いました。
残念ながら?実生活でこの曲に出会う機会はなかったのですが、
映画の中では、ベルトルッチの『暗殺の森』で、フランス?だったか街中で娘さんが唄うシーンや、成瀬巳喜男の『浮雲』で高峰秀子と森雅之がダラダラ歩いてるとメーデーの行進に通りがかるシーンなどが思い出されます…
編曲をした武満徹、読み方を知らなかった頃はずっと「ブマンテツ」と読んでましたが、その後高校生になって『夢の引用』という映画本を読むことになり…ダニエル・シュミットなんかを見るきっかけになったのだったわ…
『反革命的!』と言われてしまいそうなアレンジですが、美しい旋律ではあります、まあ、「美しい」ということに何ほどの意味があるか、というはなしも有りますが…
祖父は、キョーサントーのシンパ、本人は無産階級とは言い難かったので共産趣味ってとこでしょうけど、だったので、購読してた『赤旗』にでも紹介記事が出てたのかしら…
蛇足ですが、この曲のタイトルは『インターナショナル』、
Robert Wyattも唄ってたかな、そう云えば最近新しいアルバムが出たのよね…
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谷中のSCAI THE BATHHOUSEで、
『ウィリアム・エグルストン:21st Century』を見てきました…
で、向かう途上にこんなものが…
あのオーギョーチーよねえ?…
とりあえず、エグルストンの方を見た後、
意を決して入ってみました…
薄暗い店内、古い家の匂いがします…
幸い、先客でご夫婦のかたが一組いらっしゃいました、
但し、お勘定まで一言も喋んなかったのですが…
盗撮です…ブレてます…
かき氷のレモンシロップのようなものがかかっています…
チーワインのほうがよかったかも…
普通に?オーギョーチーでした、多分…
台湾行ったことないし…
銭湯帰りの寄られたりしてたのかもね…
店内に置いてあった時計は、止まってました…
このあたり、あまり来ることはないのですが、
日本画の画材屋さんが多いんですね、
芸大近くだからかしら…
筆屋さんの店内にこけしを見かけました…
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土曜日
千葉の佐倉にある、川村記念美術館へ。
美術館の敷地にはいったら、大きな池のある庭園…
そこから、なんだか奇声が...
近づいてきます…
鳥ですね、デカいよ…
声もデカいよ、
ケーン、ケーン、と啼くのは雉だったか、でもそんな風に聞こえる…
案外、歩くの早い…
中国の鵞鳥ですか…
番犬の代わりになる…なるよな、こんなデカい鳴き声なら…
鵞鳥を観にきたわけではなく、Joseph Cornellの展示の方へ…
常設では、藤田嗣治のAnna de Noaillesの肖像画、鏑木清方の「明治時世粧(すきや)」がよかった…
私、着物の用語が全然分からないんで、市松柄の×××に下に着た△△△の柄が透けて見えるのが涼しげな感じで…って伝わらんわね…
Cornellの方は、実物を見るのは久しぶり。
ご存知でない方は↓を参照…
Joseph Cornell: Navigating The Imagination (一昨年?だったかサンフランシスコで開催されてたいた展示の際の残骸)
ROSE HOBART 1/2
Joseph Cornell, Angel,1957
(Cornellの映像作品)
日曜日
品川の原美術館にて、William Eggleston "Paris-Kyoto"。
メランコリック、と一言で済ませてよいものだか...
こんな風に撮ってるのね...マミヤプレスかしら、カメラ...↓
William Eggleston in the real World - Extrait
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今日はこけし会、
例会ギャラリーは岩本芳蔵の本人型。
iPhoneにて撮影したので汚い画ですが...
荒川洋一さんの写しも...
最後に、わたしが今回購入したもの...
新品で鎌田孝志さんの佐藤栄治写し(西田記念館蔵、4寸4分)
と中古で渡辺和夫さんのもの。
手前が今回のおみやげこけし、渡辺隆さん。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最近、見たり聴いたりしたこと。
15日に恒松正敏の個展@ギャラリー椿へ。
音楽家としては高校生の頃から知ってはいたのですが、絵のほうを見るのは今回が初めてでした。
作品はこんな感じ
私は好きです。
22日には清澄のhiromiyoshiiにて西祐佳里の展示を見ました。
このかたを知ったのは石橋英子のCDジャケで...
今回は絵のほかに、↓の映像作品も展示?上映?していました。
今日はこけし会後、岩波ホールでマノエル・ド・オリヴェイラの『コロンブス 永遠の海』に。
映画館で見るのは『メフィストの誘い』以来で久方ぶり、今回の上映はデジタル素材でしたが...
昨年の作品も近いうちに見れそう、タイトルは『ブロンド娘は過激に美しく』だそうです...
岩波ホール、今回初めて行きましたよ...
関西にいた頃は北浜の三越劇場でエキプ・ド・シネマ系のものをよくやってました。
初めて見たのはアラン・レネの『アメリカの伯父さん』だったか...
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なんで、そんなにニコニコしてるんですか...
そんなこと訊かれてもねえ...
こけしですから...
金七型、牡丹柄のもよいですねえ...
(吉田昭さん 3寸位(荒井金七型) S57.6 (1982))
以下雑記
連休中、平塚で長谷川潾二郎展を見てきました。
実物、とてもよかったです、
家に帰って図版を見たのですが、あたりまえでしょうが、
なにか抜け落ちてしまってます。
会期中もう一度行ければ...
静物画のいくつかの作品にアイスクリームのカップが
描かれているのですが、まだこんなのどこか作ってるかしら?
ご存知の方がおられましたら教えて下さい。
あとは日比谷野音でSPRINGFIELDという細野晴臣がらみ?の催しを見てきました。
初めて、生で大貫妙子さんを拝見したのですが、
全然、声にお変わりが無く、ちょっと驚きました。
あとは、初めて聴いたのですが、キセルという方々もよかったです。
来週の日曜、同じく野音でのROVOの方にも出るようなので楽しみにしております...
今日は鴬谷の『ねぎし』さんにて、東京こけし友の会の
こけし談話会に行ってきました。
今回は小椋米吉、俊雄親子と、その写しを作られている、阿部一家、北山賢一さんのこけし達。
北山さんのもので本人型かと思ってたものが、写しであったのが判ったり、有意義な鑑賞会でした。
小椋俊雄のこけし、眼が二重で描かれてたり、顎が描かれて小鼻が膨らんでるのやら(以前に上げてある北山久美子さんの作と同タイプのものに、更に顎の線が描かれてるの)、
ほんまに同じ人が描いてるんやろうか?と思うくらい、バリエーションに富んでおりましたよ...
帰りみち、長谷川潾二郎の絵のモチーフになっていた
『もじゃもじゃペーター』の縮小版絵本を見つけました。
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本屋によったら、長谷川潾二郎の画文集が出ておりました。
私は、金井美恵子の『スクラップ・ギャラリー』に取り上げられていて知ったのですが…
猫の絵、にやはり惹かれます
ご存知の方も多いでしょうが、彼の兄弟は、
長男:海太郎=谷譲次(岩波文庫で出てる「踊る地平線」等)、牧逸馬、林不忘(丹下左膳)
次男:潾二郎
三男:濬、満鉄映画部にいて甘粕の最後を看取ったらしい
四男:四郎「シベリア物語」
でございます。
丹下左膳、久しぶりに読み返しているのですが、やはり無茶苦茶おもしろいです。
大菩薩峠とどっちが先だったかしら…
静物画は、ちょっとモランディみたい…
この本には表紙の猫の写真や、潾二郎が書いた猫の履歴書等も載っています。
で、なんと今年回顧展が開かれるとのこと!
平塚市美術館、下関、北海道、宮城と巡回するそうな…
おまけ
秋田の、お菓子のくらたの包装画。
林檎を持った女の子が可愛い…
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先週、外苑前のSpace Yui にて、須川まきこ "lack doll" の展示を見てきました。
友人に教えてもらって行ったのですが、
とても気にいってしまいました。
恐らく、Bellmerなんかも好きなのであろうとは思われるのですが、
そういうアングラ臭さ?がなく、明るく開かれたものを感じました。
(須川まきこさんの作品が見れます。↓)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/makiko/
帰り道、『オヨヨ書林』という看板をみかけたので覗いてみる。
お店で流れていた曲、News from Babel みたいな感じで
日本語のVocalがのっている、お店の人に聞いてみたら
石橋英子とのこと、そういえば、この前想い出波止場見に行ったとき、
フライヤーに混じっていたのを思い出しました。
今度見に行ってみよう。
ツルコミックのValentinaが掲載されてる古雑誌なんかにも惹かれましたが、
結局、塚本邦雄のエッセイを一冊買って帰宅。
子供の頃、オヨヨ島の冒険だったか、角川文庫で読んだの、
実家にまだあるかしら…
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