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2010/06/16

鳴子にて

着いた時には小雨模様。
硫黄の匂いと靄と湯煙で、鳴子に来たのだなあという感がふつふつと湧いてきます…

夕食迄の自由時間は、当然、こけし巡りなのですが、持ってくるの忘れてました、鳴子こけしマップ。

こけし通りをふらふら歩いて桜井こけし店、岸こけし店、大沼秀雄さんと秀顕さん親子の店、などを廻って来ました。

岸さんのお店にはまだ正規さんのこけしが置いていました。
他の鳴子のこけしと比べて、個々のこけしの表情が様々で、一つひとつ見入ってしまいます。
今月届いた東京こけし友の会会報、こけし手帖に岸一家のこけしと題した記事が掲載されています。
その中で、岸さんの以下の言葉、昨年のこけし祭りの折のことだそうです、が記されていました。

「こけしとは、どこかで失意を味わった人の心に寄り添い癒してくれるもの、そのためにも、表情は大切であり、大事にしなければならない」


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失意とはどんなものだか、私にわかるのかしら?

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こけし」カテゴリの記事

コメント

農業はその年の天候で大きく左右されるから、昔はなおさら
台風や冷夏、干ばつがあると、ひどい打撃だったでしょうね。
東北はもちろん寒いから、雪や冷害も深刻だったでしょう。
こけしが、どこか寂しげなのは、そんな背景があるのかな・・・
と、常々思っていました。

しかし、曇りのない明るい世代に生まれた人形より
どこかしら切なさを感じさせる優しいこけしの面持ちが
私の心を捕らえて離しません。

岸さんの言葉、良いお言葉ですね。

投稿: kuma | 2010/06/16 08:48

「どこかで失意を味わった人の心に寄り添い癒して
くれるもの」・・この言葉にハッとさせられました。
自分も無意識下でこけしに癒されてたのかな~なんて。

どことなく陰のあるこけしも好きですが、そのこけしが
作られていた背景や、工人さんの生き様などを知った上
で鑑賞するとより一層深い味わいがあるのでしょうね。

投稿: 碧蝉 | 2010/06/16 10:34

(正規さんのご存命中にお店に行った知人(←こけし先輩)が、奥様に「ウチのこけしって人気無いのよ~」と、申し訳なさそうに言われた、と語っていました。その理由は「地味だから」。そんなのってないよーcrying、と言った私に知人は「駆け出しファンの内は兎角インパクトのある派手なモンばかり溜めてたけど、そのうち疲れて嫌んなったから売った。その後何を?と思ったら、こんなこけしも好いな~confidentって」と続けました。…決して「か~わゆ~いlovely」となでなでして貰えるタイプのこけしではないのですが、一人静かに夜のお茶などする時に傍らに居て欲しい…岸家のこけしはそんなコですね。

投稿: てんてんどんどん | 2010/06/16 16:44

kumaさま

何故こけしが東北地方にのみ在る、又は残っているのか、については、結局のところ答えはないのでは、と思ったりもします。
また、こけしの表情も様々、寂しげな子もいれば、詰まらないことは笑い飛ばすぜ、といわんばかりの子もいます。
こけしをきっかけに東北の風土や、そこで暮している人について、もっとよく知りたいと思うようにはなりました。今は中公新書から出てる『東北的』という本を見かけたので読みはじめたところです。
昔、東北のことを熊襲の土地だから洋酒のような文明的なものが売れない、などと抜かしていた、関西の某三文洋酒メーカー会長がおりましたが…関西出身者としてはお恥ずかしいかぎりだわ…

碧蝉さま
こけしに入れ込み過ぎて、そこからの癒しが必要かも(笑)
癒し、って言葉も、一時変な風に流行ったので眉に唾する気が幾らか有ったりもします…
でも、こうしてこけしを見ていると、岸さんの言葉は、ああそうだったのか、と素直に受けとめることができますね…

てんてんどんどん さま
初めまして、とっちらかって一貫性のない処ですが、わざわざコメントいただき、有難う御座います。happy01

『地味だから』ですか…sign02
まあ、シブいこけしだぜgood、などと思ってこけしを買うことは、少なくとも、今のところは無いわけなんですが、どうなんでしょう…この子の場合は『切なさ』でしょうか、私が惹かれたのは…heart02
まあ、こけしに興味を持つようになってまだ日は浅いですが、もうええ歳なんで、ねえ…sweat01
文の結び方から、実は相当なキャリアの方では?、と推測しているのですが、もしそうであれば乱文お許し下さい…coldsweats02
今後とも宜しくお願い致します~
m(_ _)m

投稿: hi | 2010/06/18 01:14

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