”王妃”
昨晩。仕事を抜けて上野まで、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサートへ。
このオーケストラは、古典派、大雑把にいうと18世紀から19世紀初頭あたりまでの西欧音楽を、いわゆるピリオド奏法なんぞと呼ばれる、初演当時の演奏様式、楽器で演奏する楽団です。
2002年からハイドンをメインに、築地の朝日新聞本社にある浜離宮ホールをベースとして定期演奏会を行ってたのですが、今年からは諸事情により、上野の文化会館の小ホールで…
今回の演目は、ハイドンの初期の11番と後期、エステルハージ公の専従を解かれて、自由に作品を発表できるようになった頃、の85番"王妃"の2曲のシンフォニーの間にモーツァルトのピアノコンチェルトを挟んだもの。
ピアノ(フォルテピアノ)はKristian Bezuidenhoutという南アフリカ出身の若い方。
文化会館は浜離宮と比べるとデッドな感じなのですが、その分、フォルテピアノの弱音の細かいニュアンスがよく聞き取れました。
ハイドンは、俗謡や鳥の鳴き声やらが聞こえるような、親しみやすいモチーフなのだけれど、それが驚くようなアレンジを施されて展開していくのが愉しい…
Symphony No.85 in B-flat 'La Reine': II. Romance. Allegretto (Philharmonia Hungarica, Antal Dorati)
王妃というサブタイトルは”…パリで出版された楽譜の、第1ヴァイオリンのパート譜にあった…(La Reine de France. Mr. Haydn, 3me Sinfonie)…”とのことですが...
それに比べてモーツァルトは…うまく表現できないのですが、夕空を見ているような、移ろっていく微妙な変化が美しい…
Concerto in B flat KV 456, Allegro viace.
こちらにリハーサル時の写真があがってました。
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はなしは変わって...
東京こけし友の会の鳴子旅行についていきます。
初鳴子行きです。
結構な出費ではあるのですが、カメイ記念館と日本こけし館のこけし達を直に見れるとのことなので…
おまけ
マリーアントワネット、これだっけ?
『パンがなければお菓子を食べればいいじゃない!』
(wikiをみてみたら、“Qu'ils mangent de la brioche”、だそうで『お菓子』はブリオッシュのことだったのねえ...、本人が言ったかどうか定かではないようですが...)
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コメント
こんにちは!
千夜一夜のお写真に御姿発見っ!(笑)
リボンこけしはどなたの作でらっしゃいましたか?
欲し過ぎます~♪
又、旅の後日談など、是非記事でご紹介下さいね~!
楽しみにお待ちしております☆
投稿: 碧蝉 | 2010/06/02 16:41
碧蝉 さま
あ、写り込んでる...(汗)
ぼんやりものなので、色々と見とれていて、
肝心なものは写真とれてません...
ので、あまり期待せずに...
投稿: hi | 2010/06/03 03:39